これまで相談のあった内容の中からよくある相談内容をまとめました。
電話相談から(Q&A)
- 夕方から急に発疹が出てき痒がっている。すぐ受診したほうがよい?
- じんましんは、虫刺されのようなふくらみが肌に出て、その発疹が固まって、大きなふくらみになったり2㎜~3㎜程度の場合もあれば、地図の大陸のような様々な形に10cm以上広がる場合もあります。
皮膚のかゆみや発疹が身体の一部分だけで、呼吸がしんどい、お腹が痛いなどの症状がなければ、まず冷やしましょう。冷やすことで症状が落ち着いて眠れるようなら、様子をみても良いですが、痒みが強く眠れない場合は、夜間でも受診しましょう。
- じんましんが出たときに注意することは?
- ・まぶたや唇まで腫れが出る。
・のどの症状がある(のどのかゆみ・声がかすれるなど)
・お腹の症状がある(腹痛や吐き気など)
・呼吸に異常がある(ゼイゼイや息が苦しいなど)
発疹以外に上記のような症状がある場合は、すぐに受診しましょう。
顔色が悪かったり、息が苦しいときなどは、救急車を呼びましょう。
- お風呂は入っていいの?
- じんましんが出たときは、身体を温めると血流がよくなって発疹がもっとひどくなります。ですから、じんましんが出ているときは、入浴やお布団をがっつりかぶるなどの身体を温めることはさけ、部屋の温度や着るものを調節し、涼しくしてもらうのが良いでしょう。
- 原因は何?
- 子供のじんましんの原因はさまざまあり、大きく分けるとアレルギー性と非アレルギー性のものがあります。
ただし、子供のじんましんの原因は特定できないことがほとんどです。
アレルギー性じんましん:アレルギーの原因となる物質「アレルゲン」に反応して発症。アレルゲンには、食品や薬などがあります。
非アレルギー性じんましん:以下のような身体的・精神的な影響を受けて現れます。
・摩擦や圧迫などの物理的刺激・気温の変化・発汗・日光
・ストレス・疲労など
- アレルギーのある食べ物を食べてしまった。すぐに受診したほうがよい?
- アレルゲンになるものを摂取したときは、基本すぐに受診したほうが良いでしょう。呼吸が苦しそう、声が出ない、顔色が悪い、吐く、ぐったりしているなどの症状が出ているときは、救急車を呼びましょう。